ソムリエール川西のワインにまつわるエトセトラ | Qualiter Letter

チョコレートとワイン   〜La Saint−Valentin〜

大寒を迎え、急に寒波が襲ってきて雪が散らついたり、
昼間は陽気なお天気で過ごしやすかったりですが、
やっぱり冬は、体が脂肪を付けたがります。脂肪分の多い料理や甘いおやつ・・・。
年頃?! の私にとっては困りものですが・・・。食欲には勝てません。
そしてこの季節、店頭には何とも魅力的なチョコ達が、所狭しと並び、私を誘惑します。

最近ではバレンタインデーも、本命チョコ、義理チョコではなく、
自分へのご褒美チョコを購入する人の方が
多いのだとか。  私は、ご褒美が無くても ‟自分チョコ" 買いますよ。
さて今年はどれにしましょうか♪

ところで、チョコレートとワインの相性ってどうなんでしょう??



強烈な個性を持つチョコレートは、ワインと合わないとも言われていますが、
料理と同様、チョコとワイン、同じ個性、要素を探せば、その印象は変わってきます。

そもそも、チョコとワインは共通点がとても多いんです。

ワインの香りには、苺、チェリー、カシスなどのベリー系、オレンジ、
オレンジピールなどの柑橘系、アーモンド、ヘーゼルナッツなどのナッツ系、
ミントなどのハーブ系、黒胡椒、シナモンなどのスパイス系、
どれもこれも、チョコとは相性の良いものばかり。




先日、ビストロ・ダ・アンジュに、ボルドーの生産者のティボーさんが来店してくれました。

彼が持って来てくれたワインは、辛口の白ワインの大産地、アントル・ド・メールという
2つの大河に挟まれた地区で  、セミヨン50%、ソーヴィニヨンブラン50%の、
酸が穏やかで、まろやか、そしてとても深い味わいのワインでした。

樽からくるバニラやナッツの香りが広がるこの様な白ワインは、ミルクチョコ、ホワイトチョコ、
そしてピーナッツ、アーモンド、ヘーゼルナッツのチョコは、ナッツの香ばしさが広がり、
高級感が増して、とても美味しく感じられます。

「17℃で提供して下さい。」との事で、白ワインにしては、少し高めですが、
チョコレートと合わせる時も、このぐらいの温度が適温ですね。

昔ながらの定番、 
ハート形ピーナッツチョコも
高級感あるチョコレートに‼
 

メルロー100%の赤ワインは、渋味が穏やかで、果実味が多く、濃縮感があり、とっても濃厚。
黒いベリーやチョコレートの芳醇な香りが口の中に広がりました。
ビターチョコ、レーズンやベリーの入ったチョコレートと一緒に飲みたいですね。


そして、イタリア、シチリア島を訪れた時に飲んだ、
ドンナフガータの赤ワイン、‟ミレ・ウナ・ノッテ" と、
陰干しして糖度を高めたブドウから造られる、パッシート、‟ベン・リエ" は
外国ならではの、どっしりとした濃厚なチョコレートケーキと。
チョコレートとワインの素晴らしいマリアージュを教えてくれました。
 


そして、日本人には馴染みが薄いかもしれないですが、食後酒、デザートワイン

南仏で造られるバニュルス。醗酵途中でリキュールを加え、天然の糖分を残した、
甘口ワインは、チョコレートと一緒に飲むのが、フランス人の定番です。

ビストロ・ダ・アンジュにも今、
1973年の天然甘口ワインを置いております。
カラメルの様な香ばしさと熟成感、程よい酸。
良かったらチョコレートとワインの相性を楽しみに
是非ご来店ください。

そんなこんなで、甘酸っぱい青春時代を思い出しながら、
チョコレートとワインを片手に、
寒い夜、心がポッと暖かくなってみるのはいかがでしょうか。。。

しかし、旦那に渡すチョコは、本命なのか、果たして義理になってしまっているのか、
チョコっと考える今日この頃です・・・。
なんて・・・。結局、自分が食べたいの買うんですけどね。


ビストロ・ダ・アンジュ ソムリエール  川西幸代



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